2015年10月27日火曜日

袖ズあらためチョビナナ



[11月3日追記]
新しいおうちでの可愛いツーショット写真をいただいたので、追加しておきます。
チョビナナ、元気で幸せです♪
顔つきが大人っぽくなってきました〜。







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袖ズ、1週間前に里親様宅にお届けしてきました!
ドアトゥドアで約3時間の長旅のあいだもお利口さんでした♪






さすが、まだ2カ月の子猫。
着いてすぐにキャリーから出てきて、部屋の隅っこのほうに隠れたり出たりを繰り返しながらも、私がお邪魔していた約1時間のあいだにお部屋の探検を始めていました。





私が帰ったあと、いったんは奥のほうに隠れて夜遅くまで潜んでいたようですが、でもその日のうちに出てきてちゃんとご飯も食べ、ご家族に遊んでもらったそうです。

翌日以降はほぼ平常運転で、ご飯もトイレも問題なし。



そして長袖くんは「チョビ」(2号です!)、七分袖ちゃんは「ナナ」という可愛い名前をいただきました。




チョビ。何この可愛い生き物…!





ナナちゃん。こんな美少女いますか…!

(なんかいつも画像のサイズがバラバラだけど、揃える方法もわからないし面倒だから許して…)


何と言っても初めての乳飲み子で、まだ目も開かないうちから育ててきた私のほうは、翌日から軽い「袖ロス」に陥っていましたが、おそらくふたりはもう私のことなど忘れたことでしょう(何年も一緒にいる飼い猫でさえ、1週間ぐらい留守にすると飼い主を最初は警戒するぐらいですしね…w)。

でも、もちろんチョビナナが幸せになるならそれでよし!


あ、そうそう。新しいおうちには、先住猫ならぬ先住フクロモモンガさんが!
とってもちっちゃくて可愛かったです〜。


ももたさん(5歳・♂)

S家のみなさま、ももたさん、これからも末永くチョビナナをよろしくお願いいたします!

追記:
ももた先輩とチョビナナご対面の写真をいただきました!


異種交流♪

2015年10月15日木曜日

ノースリーブちゃんとキジ太郎のこと

猫と暮らすようになって15年。
そして近所の野良ちゃんたちと密接に関わるようになって4年になります。

幸いなことに、私はこれまで猫に死なれるという経験がありませんでした。

ところが、この1カ月ほどのあいだに二つの小さな命が奪われるのを目の当たりにすることになりました。正直なところ、特に変死したキジ太郎のことを考えると、言いようのない悲しさと悔しさでいっぱいになります。

でも、ノースリーブちゃんとキジ太郎が短いあいだでも生きて愛されていたこと。
ブログに残しておきたいと思います。

ノースリーブちゃんは、9月7日の朝に天国にいきました。
わずか18日の短い命でした。

ノースリーブちゃんは、まもなく新しいおうちに行く予定の長袖くんと七分袖ちゃん(通称「袖ズ」)の妹です。3兄妹は、8月21日、住宅街の路上で胎盤がついた状態で発見されました。まだ暑い時期で、しかも確かその翌日には大雨が降りました。もし保護主さんが保護してくださらなかったら、間違いなくその日か翌日にはみな死んでいたでしょう。

ちなみに、「長袖」「七分袖」「ノースリーブ」というのは、前脚の黒い部分の違いから獣医さんが命名したものですが、保護された最初の晩、徹夜で袖ズにミルクをあげてくださった獣医さんの愛情を感じます。

私はその後、生後5日目から袖ズを預かりました。


生後5日目の袖ズ。体重100グラム前後の小さな子たち。


生後7日目のノースリーブちゃん


乳飲み子を育てるのは初めての経験でした。乳飲み子どころか、これまでに私が迎えた猫で一番小さかったのが3カ月のぐりだったわけで、わからないことだらけで、不安もいっぱい。でも子猫たちはそれは可愛くて。そして、とても元気で。元気いっぱいでいつもウゴウゴしているから、なかなかブレていない良い写真も撮れなくて。


9月6日夜のノースリーブちゃん。
この数時間後に容態が急変しました。


粉ミルクで便秘がちだった袖ズ。便秘解消に良いとされることをいろいろやっても出なくて、この日はリキッドミルクに変えました。6日の深夜、ノースリーブちゃんがうんち! 良かった〜と思ったものの、この頃はまだトイレではできないので、自分のうんちにまみれて汚れてしまいます。拭くだけではきれいにならなかったので、病院でもらった薬用シャンプーを薄めてノースリーブちゃんの体を洗いました。その直後、急にぐったりしてしまったのです。でもしばらくは、脱水してはいけないと思ってミルクをあげたら飲んだし、こちらを見てニャーと鳴いてもいたのですが……。時間とともに体から力が抜けて、首からがっくり折れたような状態で横たわっていました。

その後、いつ心臓が止まったのか、私にはよくわかりません。朝になって病院に連れていったときも、私にはまだ柔らかなお腹が動いているように見えたし、死んでしまったとは思えずにいました。ただ、病院の受付の方が、担当の先生に通す前にキャリーの中のノースリーブちゃんを見て、もう心臓も呼吸も止まっているようですとおっしゃって。

初日に徹夜でミルクをあげてくださった先生からは、「半日で急変して死んでしまったこの状況からいって、仮に夜中のうちに病院に来ていても治療が追いつかなかったでしょう。はっきりした死因はわからないけれども、どうしようもなかったと思います」と言われました。この時期の子猫がまだ弱くて、突然死んでしまうこともあることは頭では理解していたけれど、そうは言われてもどうしても自分を責める部分もあります。

ノースリーブちゃんは、保護主さん宅のお庭に埋葬していただきました。たくさんの大きなワンちゃんと、優しい保護主さんがいるお宅です。きっと寂しくはないと思います。

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キジ太郎は、10月4日の夕刻に天国にいきました。





キジ太郎は、7月半ば頃からうちの庭に姿を見せるようになった、きれいなキジトラの母猫とその3匹の子どもたち(3兄弟)のうちのひとりでした。おそらく、4〜5カ月といったところだと思います。

ちょっと黒みがかったアメショー風味の男の子を別にすれば、母猫と2匹のキジトラ息子は
とてもよく似ていて(顔を見れば、母猫だけが透き通るようなグリーンアイズなのがわかりますが)、なかなか区別がつきません。

ちょうど、シロちゃんとチョビを新しいおうちに引き渡した頃に姿を現したこの子猫たち。何とか寒くなるまでには保護できたらいいなーと思いつつ、8月下旬に急遽袖ズを預かることになったため、後回しにせざるをえませんでした。

とはいえその間もこの3兄弟はとても元気で、庭で遊んでいる姿、団子になって寝ている姿をよく見ていました。キジ太郎も、倒れているところが目撃されたその2、3時間前には元気な姿を見ていたのです。

キジ太郎は、うちの前の路上で口から大量の血を吐いて死んでいました。
帰宅した父が発見し、「子猫が動かない。死んでいるようだ」と言われたときの気持ち。

たぶん、車に轢かれたのだと思います。吐血以外はきれいな状態でした。自分では車を運転しないし、日頃ほとんど外出しないので、実は今まで猫の轢死体は見たことがありません。一方で、もしかして故意に誰かに殺されたのだとしたら、という不安を完全にぬぐい去れないでいるのも事実です。この近くでそんな話は聞いたことないし、基本的には猫に優しい環境なのですが。

とにかくそのままにしておくわけにはいかないので、キジ太郎の体をタオルでくるんで箱に入れ、とりあえず玄関脇に置きました。そうしているあいだに、兄弟猫が寄ってこようとして、「来ちゃだめ!」と言ったことを覚えています。そもそも、ご近所の方が父よりもほんの少し前に見つけて、私の携帯に電話をくださっていたことに後で気づいたのですが、「子猫が3匹いるけど、どうもそのうちの1匹が動いていないようだ」という内容でした。

キジ太郎を家の中に入れ、汚れた体をきれいにして新しい段ボール箱に安置してから、今度は遺体をどうしようかということで悩みました。日曜日の夜だったので、役所は連絡が取れないけれど、ネットでいろいろ調べて、自治体に頼んだら普通の可燃ゴミとして処理されることがわかりました。

うちの子でもない、まだ保護猫でもないけれど、それではあまりに可哀想で、ただこの子の遺骨を自分で持っているのもこの場合は違うような気がしたのです。いろいろ悩んだ末に、訪問火葬の業者さんにお願いして、引き取って火葬をしてもらい、49日が過ぎたあとに散骨というかたちを選択。棺には、大好きだった子猫用カルカンパウチと、母猫と兄弟と一緒の写真、そして庭のよくいたあたりに生えていた木の枝と生花を入れました。





ノースリーブちゃん。
キジ太郎。

天国で楽しく安らかに暮らしてください。
あなたたちのことが大好きでした。絶対に忘れないよ。
そして、兄弟姉妹とママが天寿をまっとうしてそちらに行くまで見守っていてあげてね。
今度は痛い思いも怖い思いもしなくていいように、優しいおうちの猫として生まれ変わっておいで。もちろん、私のところに来てくれてもいいからね。


2015年10月3日土曜日

生後1カ月半、2匹の白黒ハチワレ子猫兄妹の里親様募集 ←決まりました〜

*(10月17日追記)
素敵な里親様が決定しました。兄妹一緒に嫁ぎます。
近々お届けの予定ですので、また先方で落ち着いたら、2匹の可愛い姿も含めてご報告できればと思っています。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

*(10月9日追記)
お問い合わせをいただき、現在、2匹一緒にお譲りする方向でお話を進めています。拡散にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。また正式に決まりましたら、ご報告させていただきます。


8月21日生まれの子猫の兄妹(通称:袖ズ)の里親様を募集中です!
このブログを書いている時点で生後44日目の可愛い子猫たちです。







* ご覧いただきありがとうございます。以下すべて読んでいただいたうえで、右側の連絡フォーム、またはmarikiyomiya☆gmail.com まで(☆を@に変えてお送りください)お問い合わせください。

* ご質問等ありましたら、コメント欄からでも何でもお気軽にお尋ねください。

* 基本的には「愛情と責任をもってこの猫たちを終生大切にしてくださる方」であれば、細かい条件については、ご相談に応じます。ただ、里親詐欺や虐待などの事例がありますので、譲渡にいたるまでには慎重にやりとりをさせていただき、時には立ち入ったことをお聞きするかもしれません。猫たちの安全と幸せのためですので、何とぞご理解いただければ幸いです。なお、その過程でいただいた個人情報は、里親希望者様の同意なしに、関係のない第三者に開示、提供することは一切ありませんのでご安心ください。


〈経緯〉
胎盤がついた状態で、住宅街の道路上で発見されました。
そのとき周囲に母猫の姿がなく、危険を感じた保護主さんがその場で保護。
保護主さん宅には複数の大型犬(具合の悪い子含む)がいるため、私が預かり、生後5日目から人工哺乳で育ててきました。

・先日健診を受けましたが、健康状態は良好です。
検便もシロ(寄生虫なし)。

・まだワクチンを打つには少し早いとのことで、2カ月になる前に1回目のワクチンの予定です。譲渡時期にもよりますが、1回目のワクチンはこちらで済ませ、2回目以降は里親様にお願いすることになると思います。

・トイレは最初からばっちり。とてもお利口さんたちです。

・譲渡の時期に関して。子猫の飼育経験が豊富な方は別途ご相談に応じますが、基本的には2カ月齢を過ぎた10月20日以降のお届けとさせていただきます。

・2匹一緒に迎えてくださる方を優先させていただきます。
たまたまなのですが、私のネット経由の里親募集は最初が兄弟子猫、つい先日が親子猫と、いずれも2匹一緒の譲渡となりました。みなすばらしい里親様とのご縁に恵まれ、幸せに暮らしています。

兄弟にしろ親子にしろ、相性のよい仲良し2匹の場合、一緒にいることで新しい環境でも安心して過ごすことができ、また猫同士で遊んでくれるので、多忙で猫をかまってあげる時間があまり取れない方には特にお薦めかと思います。

・2匹一緒をご希望の方を優先させていただきますが、個別でもご相談に応じますので、この子たちにご縁を感じてくださった方はぜひご連絡ください。

・前脚の黒い部分の分量で、男の子を長袖くん、女の子を七分袖ちゃんと呼んでいます。


☆長袖くん☆

生後7日目はこんなでした






・おっとり甘えん坊男子(追記:だいぶやんちゃになってきました♪)
・10月6日現在、体重約700g
・しっぽは長くてまっすぐ
・チョビヒゲ模様
・白いソックス


☆七分袖ちゃん☆

生後7日目はこんなでした







・おてんばな美少女
・10月6日現在、体重約600g
・きれいなハチワレ
・しっぽは長くて、先端だけ少し鍵
・白いハイソックス

私のツイッターで、子猫たちの最新画像や動画を随時アップしています。

ハッシュタグ #袖ズでもご覧ください。


譲渡ご希望の方へのお願い

里親になっていただく場合、以下を条件とさせていただきます。
なお、トライアルも可ですが、ちょっと興味がある程度のお申し込みはご遠慮ください。また、冷やかしや詐欺目的とこちらで判断した場合はお返事いたしませんので、あらかじめご了承ください。

・愛情と責任をもって、家族の一員として終生大切にしてくださる方

・適切な時期になったら、避妊去勢手術を施してくださる方

・脱走事故防止に努め、完全室内飼いをしてくださる方

・ペット可住宅にお住まいの方(同居者全員が猫を飼うことに同意していること)

・猫の習性を理解し、心身の健康維持に努めてくださる方
 

・ときどきでけっこうですので、写真付きメール等で近況報告をしてくださる方

・身分証明書のご呈示・誓約書へのサインにご同意いただける方

・万が一飼えなくなった場合には、責任をもって新しい飼い主を探していただくと同時に、こちらにもご相談いただける方

・こちらからご自宅までお届けすることをご了承いただける方

・関東近県にお住まいの方

・なお、保護団体さん等の里親募集の場合、多忙な一人暮らしの方は歓迎されない状況があるようですが、私自身、初めて子猫を飼い始めた当時は都心に一人住まいで、長時間外で働き留守がちでした。それでもたっぷりの愛情を注いで、元気に15歳になったその猫とは良い関係を築いていますし、猫のいる生活を存分に楽しんできました。その点では、本当に猫が好きで大切にしていただけるなら、一人暮らしの方や初めて猫を飼うという方もむしろ応援したいと思っています。お気軽にご相談ください。ただし、一人暮らしの学生、未成年者、無職の方はご遠慮ください。

・お問い合わせいただく場合、下記を最初にお知らせいただけるとお話がスムーズかと思います。また、やりとりの際にはあれこれお尋ねすることもあるかと思いますが、大切な命に関わる問題ですので、何とぞご理解くださいませ。

■お名前
■ご住所(市町村/最寄り駅などでけっこうです)
■家族構成
■年齢・性別
■猫の飼育経験の有無
■先住猫・ペットの有無
■住宅タイプ(戸建 or 集合住宅/何階住まい)
■ご連絡先メールアドレス

至らぬ点もあるかと思いますが、願いはひとつ。この2匹の猫たちが幸せになることです。
誠意をもって対応させていただきますので、ご協力よろしくお願いいたします。