2015年11月10日火曜日

下半身麻痺のオスのトラ猫の里親さま/預かりさま募集中 ←募集停止します


*(11月30日追記)
いろいろと悩みましたが、トラちゃんを受け入れてくださる終生飼養のシェルターに預けることにしました。また後日ご報告させていただきます。トラちゃんのことを気にかけてくださった方、里親募集のツイート拡散にご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。



かつては近所のボスであったと思われる、立派なトラネコでございます


トラちゃんを今年の2月上旬に保護してから9カ月が経過してしまいました。。
もっと早くから里親様を募集するべきだったのですが、いろいろ慌ただしくて、また自分のなかで何だかふんぎりがつかない部分もあり、こんなに時間が経ってしまいました。

下半身に麻痺があり、また大きな声でよく鳴いてうるさい成猫です。
でもとても可愛い子です。ずっと野良だったわりには、まあ怪我をしたのちは私しか頼る人がいないというのもあるかもしれませんが、膝にのっかって甘えたり、とにかく人にかまってほしいタイプの子です。


私のひざにのるトラちゃん。友情出演:シロチョビ(笑)


膝乗り&舌出し(あざとい)


簡単に里親様が見つかるタイプの猫ではないと思いますが、この子を幸せにしてくださる方を探しております。

また、里親様はもちろんですが、障害のある猫の飼育経験のある方、猫ボランティアや保護団体様などで、預かってもいいという方がいらっしゃいましたら、そちらも歓迎いたします。猫の保護・譲渡をしていらっしゃる個人・団体様からのお申し出に対しては、こちらも何らかの継続的なご支援を考えております。

まず、保護の経緯についてはこちらもご覧いただければと思います。

・キジトラ(オス)

・推定5〜6歳

・体重5キロ前後

・少なくともこの数年は野良状態でした。

・2015年2月上旬、おそらくは交通事故に遭って脊椎を損傷し、下半身が動かない状態で我が家の庭にいるところを保護しました。

・現在も後脚は立たないままですが、前脚だけでけっこう早く移動し、前脚の力である程度高いところにも登れます。

・健康状態は良好。

・3種ワクチン・駆虫(1回)・フロントライン済み。

・未去勢(保護後に発情した様子を見せたことがなく、生殖機能も麻痺していると思われ、獣医にもそう言われたのでどうしようか考えているままに時間が過ぎてしまいました…ただし手術すべきではないと考えているわけではないので、今後ご相談のうえこちらで処置、もしくは里親様のほうでお願いできればと思います)

・自力で排泄(大小とも)できますが、基本的には垂れ流しの状態。現状は大きめのサークルに厚手のペットシーツを敷き詰めて、それをこまめに替えることで対応しています(トイレも入れてありますが、そこではしません)。

 1日2回程度、圧迫排尿(もどき・完全に膀胱が空っぽになるまではやっていない・というか私がそれをできません)をすることで、数時間はシーツも乾いたきれいな状態が保たれますので、四六時中漏れている状態ではありません。ですので、部屋でフリーにさせてあげることもできると思うのですが、我が家では先住猫の問題があり、それができずに隔離部屋内のサークルに閉じ込めるかたちになり、ストレスになっていると思います。

 なお、圧迫排尿させなくても自力でおしっこはできますので、ちょっとペットシーツが汚れてしまうのは可哀想ですが、たとえば丸1日外出することも可能です。乳飲み子のように数時間おきにお世話が必要なわけではありません。ただ、今の私のやり方だとペットシーツ代はかなりかかります。。

・1日に1〜2回、良いうんちを自力で排泄します。うまくペットシーツでそれを丸め込んで自分の体やサークルを汚さずに済むことがほとんどですが、あちこちになすりつけてしまうこともあります(ただ、下痢さえしなければその後片付けはさほど大変ではありません)。タイミングよく私が部屋にいるときにすれば、すぐに片付けることができるのですが。いずれにしても、排便は圧迫する必要はないと思います。

******
良いおうちが見つかるまでは、これからも私が責任をもって面倒を見ます。

とにかく一番の問題は、麻痺よりも、声が大きいのとよく鳴くことではないかと思います。。また、甘えた可愛らしい声で鳴くこともありますが、駄々っ子のように「ぎゃーぎゃー」と鳴くことも多く、それが長引くとかなりつらいものがあります。外にいた頃から大きな声で鳴いていたので、程度の差こそあれ、これはもうこの子の性格というか仕様なのだと思います。。それをご理解いただける方のみご検討をお願いいたします。

麻痺以外は元気で体力のあるオス猫ですので、ケージやサークルに閉じ込められていることがストレスになっていることは私も十分にわかっています(それでも、同じ保護部屋をシェアしてきたほかの保護猫たち、若いオス猫ももちろんいましたが、みんな静かだったんですけどね…やはり仕様なのでしょう。涙)。

大前提として、15歳になるうちの長男猫「ぐり」を第一に考えたいということがあり、我が家では今後もトラちゃんをフリーにしてあげることはできません。トラちゃんが野良だった頃、うちのリビングの窓に寄ってきただけでも、ぐりは怒っていましたので。。それでトラちゃんに可哀想な思いをさせているという負い目が私にもあり(美味しいごはんと可能なかぎり清潔で心地よい環境を保つという点では最善を尽くしているつもりなのですが)、その点でトラちゃんにより自由で快適な環境を与えてくださる方を求めています。

鳴き声も、たとえば私が留守にしているときや、深夜で完全に寝ていることがわかっている場合は鳴かないので(いずれにしても、夜のほうが静かですので、夜鳴きというのとは違うようです)、やはりかまってほしいというのが主だと思います。ですので、この子だけに十分に愛情を注いでいただける状態、そうでなくてもご家族やほかの動物と多くの時間を一緒に過ごせる状態であれば、さほど鳴かなくなる可能性もあると思います(とはいえ保証はできません……)。

「猫が鳴き続ける」という問題に関しては、先日とあるセミナーで複数の方からご意見をお聞きする機会があったのですが、ある方の保護猫は、やはり半年間ずっと鳴き続けていたそうです。しかし、それを承知で引き受けてくださった里親様のところに引っ越して以来、まったく鳴かなくなったとか。ですから、環境はやはり大きいと思います。

麻痺に関しても、私は申し訳ないけれどもリハビリをギブアップしてしまったのですが、後脚もまったく動かないわけではないので、それに辛抱強く取り組んでくださる方がいらっしゃったら、また歩ける可能性もゼロではないと思います。

そういったことをふまえて、今回の募集は、音に神経質な方は難しいと思いますのでご遠慮ください。また、障害のある子ですので、そもそも猫(動物)の飼育経験のない方は応募なさらないとは思いますが、ある意味虐待の対象にもなりやすいので、申し訳ないですがこちらも慎重にお話を進めさせていただくと思います。あらかじめご了承いただけると幸いです。

なお、冷やかしは困りますが、とりあえずのお問い合わせや質問も大歓迎です。体の状態や排泄の問題など、ここには書ききれないこともたくさんあるかと思いますので、疑問に思われたことや、気になることなど、お気軽にコメント欄からでも、連絡フォームからでもお問い合わせいただければと思います。こちらも、随時必要と思われる情報はこのブログに追加していくつもりです。


〈譲渡ご希望の方へのお願い〉

里親になっていただく場合、以下を条件とさせていただきます。
なお、トライアルも可ですが、ちょっと興味がある程度のお申し込みはご遠慮ください。また、冷やかしや詐欺目的とこちらで判断した場合はお返事いたしませんので、あらかじめご了承ください。

・愛情と責任をもって、家族の一員として終生大切にしてくださる方

・脱走事故防止に努め、完全室内飼いをしてくださる方

・ペット可住宅にお住まいの方(同居者全員が猫を飼うことに同意していること)

・猫の習性を理解し、心身の健康維持に努めてくださる方
 

・ときどきでけっこうですので、写真付きメール等で近況報告をしてくださる方

・身分証明書のご呈示・誓約書へのサインにご同意いただける方

・万が一飼えなくなった場合には、責任をもって新しい飼い主を探していただくと同時に、こちらにもご相談いただける方

・こちらからご自宅までお届けすることをご了承いただける方

・なるべく関東近県にお住まいの方を希望しますが、トラちゃんにご縁を感じてくださって、こちらもおまかせできると思った方であれば、陸路で行けるところならお届けに伺います。

・お問い合わせいただく場合、下記を最初にお知らせいただけるとお話がスムーズかと思います。また、やりとりの際にはあれこれお尋ねすることもあるかと思いますが、大切な命に関わる問題ですので、何とぞご理解くださいませ。

■お名前
■ご住所(市町村/最寄り駅などでけっこうです)
■ご家族構成
■年齢・性別
■猫の飼育経験の有無
■先住猫・ペットの有無
■住宅タイプ(戸建 or 集合住宅/何階住まい)
■ご連絡先メールアドレス
■TwitterなどSNSアカウント等

よろしくお願いいたします。



どうか、よろしくお願いしますにゃ!





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