2015年5月3日日曜日

猫たちのこと(うちの子編)

最初の猫が来たのは2000年12月のことでした。
その年の9月生まれのロシアンブルーの男の子。子どもの頃から猫が好きで、猫と暮らしたかったけれど叶わなかった自分にとっては、遅咲きの恋のようなもの。


そのロシアンブルーの「ぐり」はもうすぐ15歳になりますが、いたって元気。
飼い主によく似た健康優良児です。

大型本の上に乗るのが大好き
キリッ
当時は渋谷区で一人暮らしをしながら、同じく渋谷区にある会社に勤めていましたが、2002年1月にフリーランスの翻訳者として独立。在宅稼業をしようと決めた背景には、少なからず猫の存在もあったわけで、これからは猫とふたり、まったり幸せに暮らしていくんだわ〜と思っていたのですが、ちょうど同じ頃に親が調子を崩したため、千葉県北西部にある実家に戻り、現在にいたります。

そして時は流れて2011年。東日本大震災。
我が家の周辺は、揺れは大きかったものの、深刻な被害はありませんでした。
しかし、その後知ることになった、被災地の動物たち、とりわけ福島の警戒区域に取り残された犬猫たちの惨状。

この頃から、それまであまり見かけることのなかった野良さんたちが、我が家の周辺でも増えていったように思います。

2011年9月。
きれいな三毛の母猫と、チャトラの女の子、そしてキジトラ&サバトラ風味の2匹の男の子を相次いで捕獲。私にとっては初めての野良さん保護&里親募集の始まりです。

大きな子猫に授乳中
現ちくわ(右)とこんぶ(左)
現ビビ(左)とちくわ
幸い、女の子は友人宅、兄弟は「いつでも里親募集中」を見て連絡をくださったご家族に一緒に引き取られ、あれからもうすぐ4年になりますが、皆それはそれは幸せに暮らしています。

そして母猫「ロビン」はうちの子になりました。今年で推定5歳。

かつての肝っ玉母さんも、今は我が家一のおっとりさん

それからしばらくは平和(?)な日々が続いていたのですが、2013年9月。
痩せっぽちの三毛の子猫が姿を現します。その数日前に、子猫らしき必死な鳴き声が聞こえて様子を見に行ったところ、走って逃げてしまった子でした。

ぼっちのチビ三毛
ご飯をあげるとがつがつと完食。そしてそのまま我が家の庭から出ていかなくなりました。軒下に段ボールとキャリーケースを置いてあげると、そのなかに入ったまま、私がそばに行くとまとわりついてきます。

それでも母猫や兄弟がいるかもしれないと、2日ほどそのまま様子を見ていましたが、三毛はどこにも移動しないし、誰も来ない。その段階で保護しました。

保護直後。少し太ってようやく体重が1150g
結局この子もうちの子になりました。「エマ」です。今年で推定2歳。

しかしこれがまた、痩せっぽちの子猫だったはずが、1年も経たないうちに5.8kgの巨猫に成長。。女の子なのに。



ちょっとポーズの問題もあるにせよ、目を疑う横綱っぷり…

10歳を超えるまで、ずっと「ひとり王子」でちやほやされてきたぐり。この子がいるうちは、ほかの猫は迎えないつもりだったのですが、目の前に現れてしまってはしょうがありません。最初にロビンを迎えるときは、本当にいろいろ気を遣ったし、ぐりにもストレスをかけたと思います。現在、みんなべたべたな仲良しとはいかないけれど、3匹普通に同じベッドで寝たり、寒い時はなんとなく背中がくっついていたりする程度には良好な関係を築いてくれています。

ぐりとロビン
ぐりとエマ
ロビエマ(わかる人にはわかるネーミング)







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